
「自分は一生懸命になって、勉強をしてきた。それなのに、思ったように合格することができない。まだまだ頑張りや苦労、そして時間が足りないのだろうか。」
そう思う人も多いと思いますが、ちょっと待ってくださいね。このホームページをお読みのかたの80%以上が合格をできない、合格する実力を得ることができないのは、単純に「頑張りが足りないから」とか「苦労が足りないから」とか「勉強時間が足りないから」ではないのです。そして「ただ運がなかった」「生まれつきの脳みそが悪いから」とかいう言い訳さえも必ずしも正しい理由ではないのです。
なぜならば、実際に難関試験といわれる会計士二次試験に合格して、ビジネスのあらゆる領域で活躍されている方がいますが、その「成功」は「あなたの何倍も長時間ハードに勉強時間した」方というわけでは必ずしもないからなのです。
もちろん中には、超人的な努力をもくもくと実行されている方もたくさんいます。しかし、その一方では、あなたの今までの「頑張り」に較べたら、随分ラクをしているように見えていたのに着実に実力を付けてキチンと合格している例も数多くあるのです。合格した人はそうは言いたくないかもしれませんが、「合格の原動力は『単純な頑張り』ではない」、これが真実です。
だから、あなたが今まで結果を出せなかった究極の理由は、「あなたの頑張りが足りなかった」わけではなく「あなたの苦労が足りなかった」わけでもなく、もちろん「あなたの勉強時間が足りなかった」からでも「単純に運がなかった」わけでも「単純に脳みその出来が違った」というわけでもないのです。

問題なのは、「あなたの勉強の時間量」ではなくて「努力の質」なのです。よくありがちな間違いなのですが「1日の勉強総時間」ではなくて、あくまでも成果です。成果はやり方次第で雲泥の差に広がっていきます。
もし「やり方(方法論)」が悪ければ、何時間も机に向かって、うんうん唸っても、睡眠時間を減らしても、努力が報われるまでには非常に多大な時間と労力とを必要とすることは間違いないでしょう。
なぜ、このように、大手の資格受験予備校が乱立する時代に、多くの人が、やり方(方法論)を間違えてしまうのでしょうか?それは資格受験予備校のほとんどが、個別の科目内容の解説や、試験委員の著書の解説はしてくれるのですが、最短で合格するための方法は教えていないからです。誤解を恐れずに言えば、予備校からすれば、個別の講座数を増やして時間当たり幾らでお金を稼ぐには、リスクも低くハードな知識でお金を取りやすい個別の科目内容をやっていた方が割りがいいのも事実です。今のところ最短で合格するための方法を教えるインセンティブがそれほど働いていないのです。
正直、私が働いていた業界と似た事情があるので、そこら辺のカラクリが見えるところがあります。私の勤務していたコンサルティング業界でも、戦略と業務やシステムというカテゴリがあります。この中で一番ボリュームを出してお金をローリスクで取れるのは、実は戦略以外の部分でした。戦略でお金を取り成果を上げるには高いソフト的な力が必要であり、リスクも高いのです。パートナーから実際に、「そんなことリスクが高いだけだ!」「ビジネスなんだぞ!」って事業部別の業績評価のプロジェクトで内々に振り戻されてしまったこともあります。彼らに画期的なことをしてクライアントを例えば米国のGEなどのように大改革させるインセンティブはないのです。(クライアント側も実はあまり望んでいません。人事評価にメスが入ると既得権益を侵されますから。株主は別かもしれませんが)
話を戻します。やり方が悪くても、本当に記念受験で、適当にやって失敗するのならば、まあいいでしょう。その次に一生懸命頑張れば良いですから。でも、予備校に毎日のように通って一生懸命に勉強しても合格=成功できないなら、方法論が間違っているためにいつまでたっても成果が得られない、としか言いようが無いのです。
なお現在、典型的な難関資格である、公認会計士二次試験には総勢1万名超の人が受験しています。そしてその結果、合格を手にすることができるのは概ね900名弱。合格率は7〜8%の間で揺れ動くことがほとんどです。直近の平成15年では随分と合格率が上昇しましたが、それでも8.4%とされています。
この1万名の受験生のうちの記念受験組を除いた、8割以上の人たちが実に毎日のように資格受験予備校に通学し、朝9時(多くは7時)から夜9時迄この予備校で勉強し続けるのが通常とされています。そして、実に総受験者の91.6%の大多数が、それほどの時間の投資にもかかわらず、「不合格の涙」を飲み、絶望しているのが現実です。
苦労している受験生の中には、睡眠時間を4時間近くにまで削り、日常的な睡眠不足の中で勉強するために、特殊な興奮系の栄養剤を常用する人も実際にいます。営利を追求し建物設備以上の大量な受講生を大教室に押し込める予備校にいても、気分転換もろくにできず、リラックスすることも厳しいです。全ては合格するまでのことと我慢してストイックな生活を一時的に送っているつもりが、いっこうにその環境を脱することができす、徐々に力尽き、人間性を破壊されてしまう人がいるのが厳しい現実です。
本当に、そんな風に、ただただプレッシャーを背に毎日、予備校の自習室の空気に飲まれてヒタスラ、机に向かい続け勉強時間を伸ばすことを目標にして、がむしゃらに勉強すればよいのでしょうか?一生懸命に苦労して長時間勉強に耐えることのできた人から合格を手にすることができるのでしょうか?
「答えはNOです。」そこが実力主義の厳しいところ
そもそも世間で成功の方法論は精神論にすり替えられていることが多いのです。
成功者が「頑張ったから成功した」といえば大衆が喜ぶ、人気が出るという仕組みが世の中には出来ています。朝から晩まで、皆が遊んでいる時も、歯を食いしばって頑張った。そう言うと「偉い!」って言われるじゃないですか。確かに農耕民族の文化として、多数の人が農耕に従事している時代には、畑を耕している労働時間が収穫に見事に比例しました。
しかし、それよりもむしろこの手の相対評価の高度な競争が行われる難関資格試験は狩猟民族的なアクションが必要とされるようです。工夫とかセンスを身に付けなければ、いくらガムシャラに走り回っても獲物を得ることはできないのが狩猟民族のおかれた環境なのです。ただガムシャラに走り回れば、獲物は逃げ出すだけです。鍬を一生懸命振れば地面は確実に耕せましたが、矢で獲物を射落とすにはセンスと技術・そして戦略が不可欠なのです。
もし、勉強時間の量が会計士二次試験などの難関試験に合格する鉄則ならば、はっきり言ってあの年私は合格できませんでした。気分転換もろくにせずに、2時間は必ず机から離れないで、朝から晩まであの、人が溢れていて雰囲気が悪い予備校で過ごさなければならないなんて・・・。とてもストレスを溜めずに続けられることではありません。
考えてみて下さい。そんなに休息も十分に取らずに、あの空気の悪い環境で一日中勉強し続けていて、頭の回転が良くなると思いますか?根性でストレスを溜めこんで満足していて、記憶の中枢器官である脳の「海馬」を痛めないでいることができますか?冷静で、スパッと切れるような俊敏な判断力が養えると思えますか?大体、そういう風に根性に自信があってめちゃくちゃ勉強していることが自慢のあなたは、最近、記憶力の低下を感じているのではないですか?
ちょっと耳障りの良いことだけ言っているように思われたでしょうか?半分くらいの方はここまで読んでそう思うかもしれません。しかし、全くの事実です。私も何の実績も根拠も無しにこんなことを言ったりはしません。何しろ某大手T横浜校の200人以上は受験生がいるだろう中で一度勉強時間ナンバー1を突っ走った経歴が私にはあります。そしてそのときの結果は惨敗で実力のUPもあまり感じられなかったのです。。
だからこそ言いますが、本当に合格を掴み成功したい人間は、同じ時間でも何倍もの効果(合格可能性)をあげるような勉強をしなければならないのです。同じ時間で最悪に頭が働かない時の何百倍も何万倍ものスピードで脳を回転させなければなりません。よく成功の要因を地道にただ黙々と勉強し続けたこと、諦めなかったことと簡単に言っていますが、彼らの多くは時間を浪費した上に、カラダと心を酷使し、何とか合格したものの、その後多くが燃え尽きて、ただラクでツマラナイ仕事を公務員のようにこなして小銭を利用した財テクと合コンくらいしかやる気がなくなっている人が多いのも厳しい現実です。「あがり」なんですよね彼らにとっては。
私は絶望の瞬間から這い上がって自分のやり方を全て変えることに成功し、会計士二次試験に合格することができました。なお、合格した年は、専門学校には大体朝から昼の12時までしかいませんでした。午後に早々と家に帰って、お昼ご飯をゆっくりと食べた後に、リラックスしてマイペースに自習をして、気分転換にも机の上に足を乗せてゆっくりと窓の外を眺めたり、好きな雑誌を読んだりも十分にできました。前年度の精神状態ではとても自分自身に許せる行為ではありませんでした。しかし、工夫の量は100万倍?になったと自負しているのです。この年私は数々の改善・工夫のアイデアを生み出し、実践して試すことに成功できました。
その結果、実力が着実と積み重なっていくのを感じながら日々生活し、自信を持って受験に挑み着実に合格することができました。睡眠時間も7〜8時間程度はきちんととって、ストレスを感じることもあまりなく、過ごせました。大雑把に言えば、精神論から合理性への両極端のサイドチェンジをして大成功だったというわけです。
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